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月経周期の中で、排卵の時期は下垂体―卵巣系のホルモンに大きな変化が起こる時期であり、卵巣では、約20mmまで膨張した卵胞が破裂して排卵が起こります(図1)。排卵に伴い、卵巣の被膜が破綻するために、排卵痛を感じるかたがいらっしゃいます。排卵痛は、軽い腹痛のことが多いようですが、なかには腰痛を訴えるかたもいらっしゃいます。排卵痛自体は生理的なものですが、痛みが強い場合は鎮痛剤の使用で対症的治療を行います。また、排卵時卵胞が破裂した部分あるいは排卵後形成された黄体から腹腔内に出血することがあり、卵巣出血と呼んでいます。卵巣出血に伴い腹痛・腰痛が出現し、出血が多い場合は、手術が必要になることもあります。
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