乳汁分泌がある場合、約2/3の症例で排卵障害などの月経異常の合併が見られますが、これはプロラクチンの分泌亢進が起こり、プロラクチンが排卵に必要なホルモンの作用を阻害するために起こっている症状です。ただし、プロラクチン分泌過剰があっても必ずしも乳汁分泌を伴うとは限らず、また逆に乳汁分泌があっても血中プロラクチン値が必ずしも高値を示すとは限りません。乳汁分泌を伴う無月経症を乳漏性無月経、またプロラクチンの分泌亢進が存在する場合を高プロラクチン血症と呼んでいますが、プロラクチン分泌を亢進させている原因によっては治療が必要です。 |